サウナに通い始めたらさまざまな用語を目にするかと思います。ロウリュウ?アウフグース?心配ありません!!それぞれの用語について詳しく解説していきます!!
ロウリュウ
定義と発祥
ロウリュウはフィンランド発祥のサウナ儀式で、サウナストーンに水やアロマ水をかけて蒸気を発生させる行為を指します。これによりサウナ内の湿度が上昇し、体感温度が急上昇します。蒸気の熱が体を包み込み、深い発汗を促します。
効果
ロウリュウは体感温度の上昇による発汗作用の促進が主な効果です。また、アロマオイルを使用することでリラクゼーション効果やストレス解消効果も期待できます。さらに、蒸気がサウナ室全体に行き渡ることで、サウナ全体の温度が均一になり、快適に過ごせる環境が整います。
注意点
ロウリュウを行う際は、水の量や頻度に注意が必要です。大量に水をかけすぎるとサウナ室の温度が急激に上がり、火傷のリスクが高まります。また、多くの施設ではセルフロウリュウが禁止されているため、施設のルールに従うことが大切です。
アウフグース
定義と発祥
アウフグースはドイツ発祥のサウナ儀式で、ロウリュウで発生した蒸気をタオルなどであおぎ、入浴者に熱風を送る行為を指します。アウフグースを行うことで、サウナ内の体感温度がさらに上昇し、より深い発汗が促されます。
効果
アウフグースには、発汗作用の促進やリラクゼーション効果があります。タオルで蒸気をあおぐことにより、蒸気が均等に広がり、全身が均一に温まります。また、アウフグースはエンターテイメント性が高く、熱波師と呼ばれる専門スタッフがパフォーマンスを行うことも多いです。
注意点
アウフグースを楽しむ際は、必ず水分補給を行い、無理をせず自分の体調と相談しながら行うことが大切です。また、熱波師の技術によっては体感温度が非常に高くなる場合があるため、耐えられないと感じた場合はすぐに退出することをお勧めします。
ウィスキング
定義と発祥
ウィスキングは、主にバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)で伝統的に行われているサウナの施術方法です。白樺の枝を束ねた「ヴィヒタ(ウィスク)」を使って体を叩いたり、なでたりすることで、リラクゼーション効果を促します。
効果
ウィスキングには、血行促進や筋肉の緊張緩和、リラックス効果があります。白樺の葉から出る香りもリラックス効果を高め、心身ともにリフレッシュできます。私も初めてウィスキングを体験した際、その独特な刺激と香りに癒されました。
注意点
ウィスキングを行う際は、経験豊富な施術者に依頼することが重要です。自己流で行うと、効果が得られないばかりか、肌に傷をつけるリスクもあります。また、日本ではまだ認知度が低く、施術を受けられる施設も限られているため、事前にリサーチすることをお勧めします。
まとめ
サウナにおけるロウリュウ、アウフグース、ウィスキングの違いとそれぞれの効果について解説しました。これらのサウナ儀式を理解し、自分に合った方法を選ぶことで、より効果的にサウナを楽しむことができます。皆さんもぜひ、これらのサウナ用語を理解し、充実したサウナライフを楽しんでください。